2018年2月16日金曜日

2017キューバ友好訪問レポ【その1】



第20回を重ねたキューバ平和友好訪問団は、10人の団員で2017年11月22日から29日までの日程でキューバの各地を訪問しました。
2017年はチェ・ゲバラ没後50年、フィデル・カストロ没後1年という年であり、2人の革命家の追悼の意味を込め、革命戦が戦われたシエラ・マエストラ司令部(コマンダンシア)をはじめ歴史的な場所を訪れ、併せてキューバの現状を見聞する貴重な機会となりました。


訪問団は22日深夜ハバナに到着し、翌23日、空路サンティアゴ・デ・クーバに向かいました。この日は昼食後、ビランに向かいフィデルの生家を訪ねる予定でしたが、飛行機が大幅に遅れたため、ビラン行きは断念し、サンタ・イフィヘニアへフィデルの墓参に向かいました。

2016年11月25日逝去したフィデルのお墓は、彼が尊敬してやまなかったホセ・マルティの廟に寄り添うように建っていました。「フィデル」と刻まれたプレートが付けられた自然石です。すべての国民が親しみを込めて呼んだ名前、「フィデル」。それ以外、何の説明も称賛も必要ない、ということでしょう。
ガイドのハビエルさんが用意してくれた白い花を一輪ずつ墓前に捧げました。
既に夕暮れどきで閉館の時間が迫る中、廟を守る衛兵たちの手で国旗がポールから降ろされ、その日最後の行進を見届けて、サンタ・イフィヘニア墓苑を後にしました。

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