2018年12月23日日曜日

ハバナからの手紙(12月8日)

11月22日から12月20日までキューバに滞在しました。
その間、ハバナの様子を書き送ったメールをご紹介します。



皆さま、何かといろいろお疲れさまです。
CUBAPON訪問団の帰国後、青年の島訪問のため居残った団長が日曜日に帰国し、バケーションモードに入りました。
と言っても市場で買い物してごはんを作って、キューバの人の苦労や楽しみをしばし共有するのが目的で、私の最大の娯楽でもあります。
今回は、カサの大家夫妻の長女が子宮関連の病気で大手術を受けるという偶然に見舞われました。
キューバは無料かつ高度な医療体制を誇る国ですが、設備は良いとは言えないようです。家族総出で扇風機やジューサー、コーヒーメーカーまで持ち込んで泊まり込みで介助しています。ただ、大家ママによると「医者は超感じ良い」とのこと。病状や今後の見通しを詳しく説明してくれるそうです。また、彼女が煎れるコーヒーを目当てにお医者さんたちがみんなやって来るの、と大家ママは嬉しそうです。

もう一つ、偶然に遭遇しました。
今日、モバイル通信が開始し、Wifiに接続しなくても携帯電話でどこでもインターネットに接続できるようになりました。有料(500MBで7cuc)ですが、キューバの電話会社のSIMカードが必要なので、基本、国民向けのサービスです。
アメリカからデマがネットを通じて随時流され、いわば情報戦を仕掛けられている中で、大胆というかなんというか。それだけ自信があるのでしょう。
ディアスカネル新議長はどこでも評判がすこぶる良いです。
若くてエネルギッシュ、毎日どこかしら視察して労働者と語り合っています。
「フィデルがやったみたいに」という言葉は、おそらくこの国では最大の称賛だと思います。
長くなりました。
ではでは♥

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