2016年8月28日日曜日

次の停留所はキューバ!


「次は、キューバに止まりまーす」(JetBlue)
半世紀以上の断絶を超え、今月末からアメリカ-キューバ定期便の航路が再開とのこと。
来週水曜日、8月31日にはフォートローダーデール・ハリウッド空港(フロリダ)-サンタ・クララ直行便のジェット・ブルーが初就航。この空路は1961年に打ち切られたものだそうです。
「これは前向きな一歩であり、キューバと合衆国の関係改善のプロセスに大いに貢献するものです」とキューバ交通省(Mitrans)エドゥアルド・ロドリゲス・ダビラ副大臣は記者会見で述べました。
今回のサンタクララへの定期便は、2016年2月にキューバと合衆国の間で確認された「定期便再開ための実行プラン」を踏まえたもので、これによると、両国間、毎日110便までの就航の可能性を謳い、うち20便は首都に、国内の9つの空港にそれぞれ10便を見込んでいるとのこと。
尚、当面、合衆国交通局の認可が下りたルートはハバナ行きではなく別な目的地の便です。
アメリカン・エアライン、フロンディア・エアライン、ジェットブルー・エアウェイ、シルバー・エアウェイ、サン・カントリー・エアラインに合衆国の5つの都市(マイアミ、フォートローダーデール、シカゴ、ミネアポリス、フィラデルフィア)からキューバの以下の9つの都市へ就航の許可が下りました。
カマグエイ、カヨ・ココ、カヨ・ラルゴ、シエンフエゴス、オルギン、マンザニージョ、マタンサス、サンタクララ、サンティアゴ・デ・クーバ。
                
ここ数年、私がキューバに行くときに利用しているのは専らエアカナダ。
機内食が美味しくないのが難点だが、トロントでの2時間弱のトランジットで、その日のうちにハバナに着くのは魅力的だ。
しかしながら、この「一番便利」を逆手に取って、合衆国との国交回復で空前のキューバブームとなった昨年など、サーチャージ含め20万円近くまで値段をつり上げる“暴挙”に出たエアカナダに若干ムカついていた。
そこに、この「合衆国からキューバに飛行機乱発」の朗報である!
「1人勝ち」のエアカナダに強大なライバルが現れたわけで、今後、エアカナダの値下げが大いに期待できる。
※ ちなみに、今年11月末羽田出発(トロント経由)ハバナ着の往復航空券は早くも10万円を切りました。ビバ!合衆国!
一方、不安もある。
キューバの空港のキャパで、これだけの増便が可能なのか、ということ。ハバナの玄関口、ホセ・マルティ国際空港だって、四国松山空港程度の広さしかないし。ターンテーブルも、2つくらいしかないわけで・・・。
でも、そこはキューバ。キューバ人に聞いたら、みんなこう言うだろう。
Vamos a ver (さぁて、どうだろうね?)

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